ブックデザインのページ(私の仕事歴です)



セブンアンドワイ
オンライン書店bk1

書 名:BAR ROB ROY
ニューウェーブ カクテル・テクニック
著 者:坪井吉文
出版社:(株)雄山閣
発売月:2008年7月
サイズ:四六判(上製本)
頁 数:88ページ
価 格:1,800円+税

特 長:カバー・本文の両方を担当。ひさしぶりに本文も4色の仕事で、楽しくデザインをさせていただきました。上製本で厚い紙を使用。ハイクオリティな1冊です。
雄山閣さまからは、いつも学術書関係をデザインするお仕事をいただいているのですが、今回は実用書でオールカラー、しかも美しいカクテルの写真とレシピを紹介するという、今までとは違う種類のお仕事を手がけさせていただきました。
どの本も、ブックデザインが大事なのは当然ではありますが、今回は特に、あまたあるカクテル本の中でも、読者の目を引きつけることが必要です。
それだけにプレッシャーもありましたが、あえて私に任せていただき、とても嬉しく思っています。
どんな本にするかという段階で、とても迷いましたが、無難なもの・斬新なもの…といった3種類のカバーデザイン案を提出いたしました。初心者向けに可愛らしくしたり女性を意識したり、というデザインもありましたが、最終的にこのデザインになったのは、著者である坪井さんのイメージに一番合う色だったからなのだろうと思いました。
カクテル本といえば、黒背景の本が多いのですが、やはりカクテルの色の美しさが映えるのは黒なのでしょう。ただ、他の本とは差別化したかったので、黒に映えるゴールドの英字と、帯のような店内写真を表1のアクセントとして使用しました。

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※今回はライターとしての仕事です


乗馬ライフ2008年6月号
(2008年4月25日発売)
特集2「馬を描くアーティストたち」の記事を10ページ分書きました。
本業はデザイナー・イラストレーターの私が、なんで記事を書いたのか。

それは「大好きなフレッド・ストーンさんのことを日本人に紹介したかった」という昔からの夢をかなえるためでした。

それだけではなく「多くの人に、もっといろんな馬の絵を知ってもらいたい」という気持ちもありましたので、国内の画家の、稗田善彦さん、水沢潔さん、長瀬智之さんにもインタビューいたしました。
4人の先生方とも、経歴も絵の雰囲気もまったく違うので、楽しんでいただけるのではないかと思います。

内容は、馬を描くようになるまでの半生や、なぜ馬に惹かれたのか、といったことを中心に書いています。また、画材や描き方のことにも少し触れていますので、馬の絵を描く人にとって参考になれば幸いです。

取材過程で知ったことですが、
フレッド氏は絵の収益金の大半を、9.11テロで犠牲になった消防士の家族、
探索救助犬部隊、動物愛護団体、故障した競走馬の治療などの方面へ寄付しています。
私自身、彼の絵をたくさん購入できているわけではありません。
が、チャリティーにつながるのであれば尚更、日本でも購入する人が増えてほしいと願っています。



東洋館出版社

書 名:「詩と遊ぶシリーズ 1〜6年生」
著 者:卯月啓子
出版社:(株)東洋館出版社
発売月:2008年4月
サイズ:A5(並製本)
頁 数:110ページ前後
価 格:1,300円+税

特 長:本文組版・挿絵(6年生は除く)56点を担当。
詩集の製作は初めてでしたが、楽しかったです。本文サムネイルは、自分が気に入っているイラストを選びました。
東洋館出版社さまから、ここのWebサイトを見て、ご依頼いただきました。初の教育系出版物のお仕事です。
本のデザインもいつのまにか10冊近くを担当し、やっと「デザイナー」と名乗れる段階まできたのかなと思います。
装丁の可愛らしさに見合うよう、本文も温かさが伝わる雰囲気を意識しましたが、子ども達の詩の世界を壊さないよう、ホワイトスペースは多めに、シンプルに仕上げました。
特別な装飾は施さず、教科書体・明朝体・表罫・フォントサイズの変更だけで、どれだけメリハリをつけられるか…というのがポイントだったと思います。
意外と良かったのが、小見出しを細い丸フォーク体にしたこと。もともとフォークの何とも言えない雰囲気が好きなのですが、見出しにありがちな自己主張の強さもなく、かつ本文との違いをはっきり出してくれました。そして、全ページから伝わってくるイメージをまとめる役割にもなってくれたと思います。

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セブンアンドワイ
Yahoo! ブックス

書 名:「シバの女王の娘
躁うつ病の母と向きあって」

著 者:ジャッキ・ライデン
翻 訳:宮家あゆみ
    熊丸三枝子
出版社:(株)晶文社
発売月:2008年4月
サイズ:四六判(上製本)
頁 数:378ページ
価 格:2,400円+税

特 長:本文組版のみ担当。世に出る前に小説を読めるのが楽しかったです。衝撃的な実話で、映画化も決定されています。公開が楽しみです。
晶文社さまの初仕事。「日本でいちばん小さな出版社」という本が面白かったので、こういう本を作っている会社とお仕事できればいいなと思い、営業に行ったのですが、早々にご依頼をいただきました。
小説の組版は一度してみたいと思っていたのですが、外国文学でしかも上製本という、とても良い仕事をさせていただきました。
DTPが普及して、誰でも本を作れるようになったこともあり、アナログ時代では当たり前だった「美しい日本語組版」ということが疎かにされてきたようですが、InDesignの登場で再び組版クオリティを向上させる兆しが出てきたと思っています。
今回は特に、「読みやすく美しい組版」が重視されていて、プレッシャーも多々ありました。
経験が浅く、決して職人とは言えない自分ができることは、ひたすら「美しく組まれた本」を読んで研究することでした。禁則・ルビ・「」、。のアキ、行長・行間、歯送りなど、日本語組版は奥がとても深く、今回の作業はとても勉強にもなりました。また、オールド系かなとの合成フォントを使うなど、工夫もしました。
結果的に、装丁・翻訳内容も含め「良いものができた」と言っていただけて、とても良かったと思います。

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書 名:「ミニロト必勝
     465Wの法則」
著 者:谷川 孝
出版社:(有)三恵書房
発売月:2007年8月
サイズ:B6(並製本)
頁 数:151ページ
価 格:1,200円+税

特 長:カバーデザインのみ担当。編集部から提供された写真を使用。抽選機「夢ロトくん」が光る瞬間がきれいです。
三恵書房さまの2回目の仕事。今回も、とてもスムーズに進行しました。
私はロトどころか宝くじも滅多に買わないので、抽選会がどんな雰囲気なのか、ネットのライブ中継で見ました。
1から31までの卓球のようなボールが撹拌式抽選機の中でシャッフルされ、下に落ちていきます。
「夢ロトくん」とよばれる機会が点滅し、とても華やかな雰囲気を醸し出しています。
「法則があるということは、落ちるボールを操作しているのではないだろうか?」と思ったのですが、ボールは計量して、傷がないかチェックしてから抽出しているので、仕掛けはまったくないそうです。
それでも毎週出る数字をチェックしていると、階段状の法則が出てきたりしているので、不思議だなと思います。



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書 名:「あの馬は今?ガイド2007-2008」
出版社:(株)流星社
発売月:2007年11月
サイズ:A5(並製本)
頁 数:222ページ
価 格:1,700円+税

特 長:カバー・本文ともデザイン担当。表紙はディープ。
「あの馬は今?」シリーズ11冊目の本。
徹底した牧場取材と写真によって、引退した名馬の近況を知ることができる本です。
今作の注目はなんといってもディープインパクト。カラー口絵は32ページ、ディープの写真だけで17ページを占めるという、贅沢ぶりです。
今は亡きスティルインラブに関するエピソードも収録。
本文のフォーマットがある程度統一されているとはいえ、変則的な組版もあって、けっこう作業は大変でした。
ですが、馬の写真を見ながら仕事をするのは楽しいものです。

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書 名:「POGの大穴」
出版社:(有)流星社
発売月:2007年7月
サイズ:A5 208ページ
価 格:1,600円(税抜)

特 長:カバー・本文ともデザイン担当。表1は「Game」を意識しました。

「Paper Owner Game(ペーパー・オーナー・ゲーム)」は2歳馬の仮想馬主になって、新馬戦からダービーまで、自分の馬を応援し楽しむゲームです。
他の出版社からも赤本、青本といった同じジャンルの本は出ていますが、自分がつくったのは「黒本」と呼ばれるもの。
表1に馬の写真を使うことは御法度で、どれだけ目立たせるか気を遣いました。
もうひとつのデザイン案は「P」の字が馬のクビにみえる、可愛らしいフォントでしたが、やはりGameらしい案が採用されました。

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書 名:
  「地域の多様性と考古学」
監 修:丸山雅子
出版社:(株)雄山閣
発売月:2007年3月
サイズ:B5(並製本)
頁 数:430ページ
価 格:8,400円(税込)

特 長:「東南アジアとその周辺」ということが一目でわかるデザインを考えました。

上智大学の丸山先生が監修となり、「青柳洋治先生 退職記念論文集編集委員会」が執筆した、豪華でボリュームのある論文集。丸山先生とは直接お会いすることはなかったものの、装丁に関して、編集部を通してお礼のコメントと頂き物を拝受しました。ありがとうございました。とてもお若い先生でありながら、このような論文集を作られたことに、頭が下がります

論文集でとはいっても、堅さを感じさせないような、爽やかな本にしたいと思いました。地図を地紋として使うことを最初に決めた後、その後をどうするか悩みました。実際は、目次が記載された緑の帯が巻かれていますが、帯あり・帯なしのどちらでも、見栄えよく仕上がっていると思います。
430ページなので、本文の組版も大変でしたが、デザイナー仲間さんに助けていただき、助かりました。完成したときの喜びもひとしおでした。



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書 名:「東京歴史散歩」
出版社:(株)人文社
発売月:2007年3月
サイズ:A5 119ページ
価 格:1,400円(税抜)

特 長:今回、装丁は編集部内で作りたいとのことで、本文デザインのみを担当させていただきました。

「東京都内の花と史跡を見て楽しむ」という内容の散歩ガイドブック。
高齢者向けの本であるため、「文字サイズを大きくすること」「落ち着いた色遣いで和風に」という条件で作業しました。
ガイドブックの本文にありがちな、ごちゃごちゃした感じにならないよう、彩度の低い色を使うことと、すっきり見やすくなるように気を遣いました。
エリアごとに4色に分けて統一感を出し、写真を天に配置することで、本文とのメリハリをつけました。結果的に華やかな本文に仕上げることができ、デザインも好評でしたので、良い仕事ができたと思っています。

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書 名:「中央競馬 全厩舎
     完全データ」
著 者:大谷内 泰久
出版社:(有)三恵書房
発売月:2006年7月
サイズ:A5(並製本)
頁 数:245ページ
価 格:1,500円+税

特 長:カバーデザインのみ担当。編集部から提供された写真を使用。この角度で撮影された写真は珍しい、とのことです。
三恵書房さまの初仕事。社長さまの頭にはすでに「こういうカバーにしたい」という案ができており、仕事はとてもスムーズに進行しました。
俯瞰撮影による写真を表1〜表4にかけて使用しており、カバーをはずしてひろげると、あの競馬場の開放感や緊張感が伝わってきます。
表1はグリーンの芝と馬群でシンプルかつ力強く。「厩舎を研究して最強の馬券をゲットする!」という内容なのでタイトル文字にも自信のあるものを使いました。ただ、馬群と一緒に生き生きした感じを出すのが難しかったです。最初は、馬群を強調するつもりで、タイトルをJRAポスターっぽく小さく上品にしてみたのですが、「文字大きめ」の案が採用されました。
そして表4には熱い大群衆。
競馬というと馬のコンディションや騎手によって、馬券の購入を決めがちですが、この本は縁の下の力持ちともいえる「厩舎・調教師」にスポットを当てており、「馬券の新しい買い方」を示唆しているとも言えます。
私の父親も、競馬を観るときの参考としてこの本を見ているそうです。



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書 名:「日本海沿岸地域における旧石器時代の研究」
著 者:麻柄一志
出版社:(株)雄山閣
発売月:2006年5月
サイズ:A5(上製本)
頁 数:333ページ
価 格:7,350円(税込)

特 長:写真を美しく見せるため、光沢のPP加工をしてもらいました。表1写真が美しいので背にも使用しています。カバーを外すと石器の線画が現れます。帯の紙は岩はだ。

雄山閣さまの本、第2弾。また贅沢な本を作らせていただきました。お値段少々高めですが、大学の論文発表で使用されたそうです。同志社大学のある教授の方からは装丁に関してお褒めの言葉をいただいたそうで、こちらとしては嬉しい限りです。

表1の写真が本当に美しかったので、これを活かす方法はないかと考えた結果、黒い本にしてみることを思いつきました。石オタクというか、マニアな人を惹きつけられているでしょうか?また、平積みでなく棚挿しになっても写真が見えるように、背にもミニ写真を入れました。上製本なうえ、頁数も多いので、束幅は30mm以上!このぶ厚さは利用しないと、と思いました。
今回、帯には「岩はだ」が使われています。グレーに白ヌキ、写真も1色なのが良い雰囲気になっていると思います。いつも思うことですが、帯にもデザイン的工夫や本体の一体感が考慮されているので、捨てずに大事にしたいものですね。
今回、本文は載せられなくてすみません。ただ、本文に関してはデザイン的な要素はなかったのですが、その分装丁に全力投球させていただきました。



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セブンアンドワイ

書 名:「三面大黒天信仰」
著 者:三浦あかね
出版社:(株)雄山閣
発売月:2006年2月
サイズ:A5 223ページ
価 格:2,940円(税込)

特 長:背は編集者様のこだわりで白抜き文字箔押し加工になっています。カバーは写真をメインにしたマットPPですが、カバーを外すと全く違うデザインで、美しい紙が使われているのでそちらにも注目です。

フリーとして独立後、自ら営業に行き、はじめて戴いたお仕事です。オーダーは「堅苦しくなく、親しみやすいデザインを」。装丁は4点デザイン案を提出させていただきました。

A*テーマ「日本らしさ」ウグイス色をメインにし、流水文様・大黒様の線画を使用。この案は最終的に、表紙のデザインになりました。
B*テーマ「シンプル&気高さ」赤紫系の紙に大きめの白い帯でメリハリをつけ、その色合いの美しさで書店で目をひくように、と考えました。
C*テーマ「派手さ」大黒様とお寺、赤いノボリが収まった写真を一面にどーんと載せることで目立たせることを狙いました。
D*テーマ「楽しさ」<=これが採用されました。大黒様の像をメインにし、比較的写りの良い多くの寺社を配置することで、大黒様が祀られている寺社を巡るガイドブックにもなるように、と考えました。


デザインAは表紙のデザインに使用しました。刷り色はDIC2318です。

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